「多数決」と「民主主義」
過去の私の経験と諸々の風聞による限り,日本の義務教育において,多数決と民主主義とはイコールで結ばれるようです。
しかし,民主主義の本質は,議決にいたるまでの対話によって,(個人の嗜好以外に選択基準がないという意味で)等価値な選択肢を複数決定した上で,そこからさらに多数決によるという点にあります。
多数決という極めて雑な決定方法が正当化されるのは,その前提として,各選択肢が等価であるためで,真実発見的なプロセスは多数決に至る前に決着されなければならないのです。
ところが,この前提はどこかに置き去られて,多数決のみが一人歩きしています。
これは日本だけの問題かと思っていたのですが,どうもそうではないようですね。
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