携帯電話はPCを駆逐しない
7 月 18th, 2008 by admin「たとえiPhoneがつまづいて転んでも、携帯はコンピューティングとコネクティビティ(つながり)の未来であり続ける。音声入力がタイピングに取って代わるまで、あとどれくらいだろうか? キーボードが要らないのなら、携帯電話でいつでもどこでもコンピューティングできるのに、PCが必要になる理由などあるだろうか。」
音声入力がタイピングに取って代わることはない。
音声は基本的に1系統入力である。
10本の指の入力速度を追い越すことはないからだ。
音声入力の優位は学習コストの低さと手を使わなくて済むことの二点。
他方,キーボードの入力の優位は速度。
両者は共存するだろうが,相互に足りないものがある以上,一方が他方を完全に排斥するには至らない。
音声入力がキーボードの入力を追い越すことがあるとすれば,入力用に特殊の音声言語体系が必要になる。
母音・子音の読み取りの他に音の高低やリズムなどの情報を付加することで,一音で複数文字あるいは複数語句の入力を可能にするほかない。
手を使わなくて済むから,成立する余地はあるが,音声入力の優位の一つは失われるし,その学習コストはキーボードの入力よりも高いものになるだろう。
仮に,何らかの入力方式がキーボード入力に取って代わるとすれば,脳の意識や思考から直接に入力するインターフェイスが出た場合だろう。
それができるまでは,携帯電話はPCと共存するはずだ。